車内の汚れとニオイ、どっちがマイナス査定になるかは知っている
中古車の室内の汚れを気にする人も多いのですが、目立つシミやタバコの焦げ跡がない限り、実は汚れはそんなに車査定には影響しません。意外かもしれませんが、車の汚れ以上に中古車の査定に響くのが室内のニオイです。世の中、禁煙ブームとなっており、喫煙者する人の肩身は狭くなる一方です。この傾向は中古車市場でも同じです。同じ車種、同じ年代、同じだけの程度だったとしても、喫煙車と禁煙車では、車査定に大きな違いが出てしまいます。
タバコのニオイは、そう簡単に取れません。消臭をしたとしても、喫煙者には気にならなくても、タバコを吸わない人は大いに気になります。また、最近多いのが、ペットのニオイです。ペットを車に乗せられる方が増えてます。 内装を引っ掻いたり、カーペットやシートを汚してしまうことありますし、特に動物の毛やニオイで車査定をダウンさせてしまうことがあることは、念頭に置いておかれたほうがよいかと思います。
さらに各々の車には、それぞれ独特の匂いがします。オーナーの体臭なのか、あるいは後から付けた装備や芳香剤のニオイなどもマイナス査定になる可能性が高いです。元のオーナーが、良いニオイと感じても、それが万人に受けるニオイとは限りません。また購入した車からニオイがすることは、他人による使用感を感じてしまい、購入者は嫌がるものです。
つまり、最も理想なのは“無臭”の状態で査定に出すことですが、なかなか難しい。したがい、せめてでも車査定の数週間前からは車内での喫煙は止めて、芳香剤も外しておくことをお奨めします。もちろん、2~3週間の間に3~4回は消臭しておきましょう。さらに、目が届く範囲に車を駐車しているのであれば、出来るだけドアを開放しておき、日光の光に当てることも効果的です。太陽の光は最高の消臭剤になりますので。こうすることで、かなり「無臭に近い状態」に戻すことが出来ます。ニオイによるマイナス査定を気にする必要はなく、車買取業者も好印象を持ちます。